朝立ち宣伝2日目は、東山五条交差点。新年明けから、毎週火曜日の朝に定点で立っていた場所です。
写真右奥から、清水寺に向かう道になっていて、先週は桜がピークということで、早朝から観光客が大勢歩いていたのですが、今週はピークを過ぎたということで観光客の歩く姿はまばらでした。(写真にも歩行者は写ってないですね・笑)落ち着きを取り戻しつつあるといったところでしょうか。
私は、こういう『メリハリ』が、住民が日常生活する空間と一体化した観光地には必要だと考えています。いつ行っても満員御礼状態というのは、ビジネスとしては理想的ですが、日常生活する空間としては許容できません。
私の住む月輪学区には、京都随一の紅葉景勝地として名高い「東福寺」があります。紅葉の季節の2週間は交通規制が敷かれたりして大変です。大変ですが、普段住民向けに商売している人が、その時期だけ、お土産物屋に変身したり、ガレージを時間貸ししたりして小遣い稼ぎが出来るので、メリットも大きい。2週間だけ我慢すればまた、お土産物屋さんから住民向けのお店に戻るのもありがたい。
門川市長の掲げる、
観光シーズンの「分散化」
観光時間の「分散化」
観光場所の「分散化」
これは、ビジネスとしての効率を優先した考え方であり、こんなことをされたら生活する空間を壊し、街の在り方を観光ビジネスの道具に変質させるものとなります。
私は大反対です。
私が目指すのは
「ビジネス」としての観光ではなく「生業」としての観光、
「東京資本や外国資本が主役」の観光地ではなく、「住民が主役」の観光地、
「効率よく稼ぐ」ことより「メリハリつけて、日常生活こそ大事にする」
そんな、観光地のあり方を目指したいと考えています。
ということで、明日・4月5日の街頭宣伝・演説会のスケジュールです。