オーバーツーリズムへの対策は、今から本気で準備しとかないと大変なことになります。

 写真は今日のお昼14時頃の、東山区・二年坂の様子です。平日の昼間の割に、そこそこ人が多いです。でもこれ、コロナ前のことを思い出したら、こんなもんじゃなかったです。平日でもこの倍はいて、さらに半分以上が中国人という感じでした。

 それに、今は何といっても桜の季節です。

 思わずニッコリしてしまいます(笑)こんだけ素晴らしいんだから、むしろ、これぐらいは来てもらわないと困るというぐらいのレベルなのかもしれません。そして、桜が散った後は、落ち着いた日常にまた戻ることができる、、、そういうメリハリが大事だと私は考えています。
 *市長が進める「観光シーズン以外に、観光客を分散させる」などという「ビジネス」の発想でものを考えるのは間違ってる!と言いたいです。

 とは言え、すでにバス停は人があふれ返り、東大路通沿いは歩行が困難なレベルです。来るバスがどれも満員で、バス停の行列がいつまでたっても減りません。バスの本数も全然足りていないのです。

 これで、中国のゼロ・コロナ政策が転換されて、規制が全面解除になったらどんなことになることか、、、恐怖さえ感じるレベルです。

 オーバーツーリズム問題への対策は、今から本気で準備しておかないと大変なことになると感じました。

 このブログに何度も書いてますが「住んで良しがあってこそ訪れてよし」です。観光振興と住民の暮らしやすさへの対策とは、常にセットでバランスをとって進めなくてはいけません。

 そして、国際観光を進めるなら、金儲けの道具として観光客を見るのではなく、国際平和につながるかどうかを物差しとして、現状を分析しなくてはいけません。

 そうすれば、住民の外国人観光客に対する「ヘイト感情」を高めてしまうレベルまで大量に受け入れてはいけないということもおのずと理解できるし、受け入れの主体となるのは、東京資本や外国資本の「観光『ビジネス』業者」が主役になるのではなく、あくまでも「観光を『なりわい』とする地元業者」が、受け入れの主体となるよう、体制を構築しなくてはならないとわかるはずです。

 ということで、明後日が告示でいっせい地方選挙が始まります。明日は、本番に備えて、体調を整えつつ、演説原稿の準備など事務作業中心で過ごす予定です。