外国人観光客の方も、今の京都には不満

 今日は、平日にもかかわらず観光客でごった返す清水学区を中心に街頭演説を辻々で実施。10か所以上で演説しました。

 それにしても平日にもかかわらず観光客の多いこと!
 写真映えしつつ、観光客の映らない撮影スポットを見つけるの、難易度高すぎ~!
 ということで、この写真でドヤぁ!(笑)
 

 さて、高台寺南門通りで、東山区の「観光公害」の問題、門川市長が進める外国人観光客呼び込み一辺倒の観光政策を批判する演説をしていたのですが、アジア人女性と白人男性のカップルが、ずっと立ち止まって聞いていて、演説が終わると拍手をしてくれました。

 お礼をして、どこの国から来られたのかお話をお聞きすると「私は日本人で、彼はアメリカ人。二人とも今はアメリカ在住で、今回はアメリカから旅行で来ました。」とのこと。

 私は演説した内容が内容だけに、気を悪くされたのではと心配して

「私は外国人観光客に来てほしくないわけではなくて、むしろ国際観光を進めることは、世界を戦争のない平和な社会へと近づけていく、とても意義深いものだと考えています」
 「もっとお互いの国を行き来したら、世界から戦争がなくなる方向に進むんじゃないかと思っています」
 「ただ、物には限度ってものがあるだろうということと、今、観光客呼び込みをしている人たちが、世界平和とか一切考えずに、観光客の皆さんのことを『金儲けの手段』としてしかとらえていないところが、僕は問題だと思っています
 「相互理解・世界平和につなげようと考えていたら、お互いに不幸にしかならない、キャパシティーを超えた観光客呼び込みはできないはずです。」

 と。こう話したところ、とても喜んで、そして「お話を聞いていて、観光客呼び込み一辺倒は良くないというのは私も全くその通りだと思いました。平日なのに人が多すぎて、全然楽しめないです」と語ってくれました。彼氏さんにも通訳してくれていたので、とくに「平和な世界・・・」の話に、深くうなずいてくれていました。

 やっぱり外国人観光客の皆さんも、不満に感じておられたんだなと、自分の演説に確信を深めました。