東大路通りの渋滞対策−インフラ整備よりもマンパワーの活用を

 本日付け、しんぶん赤旗(日刊紙)の一面トップに、私の写真が掲載されていました♪

 1月1日・元旦に、日本共産党京都府委員会が主催する、祇園石段下宣伝の写真です。私が秘書だった6年間、毎年欠かさず参加していたものの、今回は候補者としての初参加です♪

 今回の宣伝の特徴はなんといっても、地元・東山区の後援会員の皆様の参加が多かった事。
 6年連続で参加しているから、実感を込めて言えます「今年の東山区・後援会は元旦から本気度が違うぞ!」っと。





 ということで、今日は、東大路通の渋滞対策について書きたいと思います。

 東山区の主要幹線道路としては、南北を貫く「東大路通り」と「川端通り」、そして、東西を貫く「三条(山科区に貫通)」「四条(東大路止まり)」「五条(山科区に貫通)」「七条(東大路止まり)」「九条(東大路止まり)」があります。

 図に書くとこんな感じ。

 でもって、この三条通りと五条通りの間に、知恩院清水寺高台寺六波羅蜜寺、、、等々、国宝が軽〜く2ダース以上、日本国中の重要文化財の約5%以上が集中してるわけです。
 そりゃ、観光客も集まるってもんです(汗)。

 もちろん、五条から九条にかけても、三十三間堂国立博物館豊國神社などなど、有名観光スポットはありますが、東山区北部地域と比べると、観光客密度は若干少なめとなります。

 というわけで、初詣シーズンの1月1日〜3日の東大路通りはというと、それはそれは渋滞するわけです。
 図でいうと、四条通りの交差点のあたりが、人も車も一番多いことになります。

 今日も車で、東大路を何往復かしたわけですが、通過する時に感じたのは、四条通りを通過するときに「あれ・・?意外とスムーズに南下(北上)出来るもんだな・・」と言うことと、七条通りの付近を通過するときに、「あれえ!?・・・四条通りはあんなにスムーズに南下出来たのにぃ?!」と言うことです。

 人・車の量は、三条〜五条の方が圧倒的に多く、五条〜九条の方が少ないにも関わらず、三条〜五条の間の方が五条〜九条よりもスムーズに車が移動できる、、、

 その秘密は『交通整理のお巡りさん』の存在です。

 四条通りと東大路通の交差点には、『交通整理のお巡りさん』が、通行人をビシッ!と堰き止めて、車を交差点からスムーズに排出してくれているため、交差点が捌ける交通量の限界まで、車を掃出してくれます。

 ところが、五条や七条の交差点には、交通整理のお巡りさんがいない為、歩行者信号が『点滅になろうが』『赤に変わろうが』交差点内に歩行者が滞留し、渋滞が発生してしまうわけです。

 今日は、マンパワーによる交通整理の威力をまざまざと見せつけられた感じでした。

 立体交差や地下歩道橋などのインフラ整備で、この問題を解決しようとした場合に掛かるコストはどれほどでしょう?おそらく、数億〜数十億という規模でしょう。
 その金額は、マンパワーによる交通整理でまかなえば何十年〜何百年分にも相当する金額です。

 無理やり建物を立ち退かせて道路を広げたり、地面を掘ったり・橋脚を建てたりして立体交差を造るために莫大な税金を投入するよりも、必要充分な交通巡視員を配置することの方が効果的なんじゃなかろうか?と感じた一日でした。

 東山区の交通問題を解決するヒント、それは『マンパワーの活用』だと、小林たかひろは考えます。