「いじめ自殺」をする前にこのブログを読め!

 前回の 「いじめをゼロにする考え方がそもそも間違い」のエントリーはそこそこ反響があった。
 しかも、このエントリーの結論部分に「この話は続きを書きます」までと書いたので、 続きを楽しみにしている方には期待はずれになるかもしれないのですが、どうしても紹介したいと思ったので書くことにします。

 「京さん党宣言」がgooブログの時代からブックマークに登録していたので、読んでいる人も多いかと思うんだけど、 コバコバの愛読している「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」というブログ、 これをいじめを苦に自殺まで考えてしまっている読者には是非とも読んで欲しいと思うのです。

 このブログはもともと、コバコバが愛読していたgooブログ仲間でもある「CG&パースブログ」の管理人「クロワっさん」が、 自身の高校生時代の思い出を書きつづった「半フィクション」小説で、 本家のブログの1コーナーだったのをあまりに好評だったので本家ブログから独立させて、 独立させてからはさらに読者が激増したっていうブログです。

 とりあえず、このリンク先に飛んで、 序章から順番に読んで欲しいです。
 現在第7章まで書かれていますが、「読み始めると最後まで読まずにいられなくなる」 ことうけあいです、とにかく面白い。

 そして、作者の「くろわっ」さんがこのブログの読者を必死で増やそうとしている理由についても知って欲しいのです。
 トップページからはリンクされていないので、コバコバが該当部分を引用します

5章を書き終えた頃から、 たくさんのコメントをいただくようになりまして、その中にいくつか、心に残ったものがありました。
いえ、もちろん、みなさんのコメント、全て記憶しておりますが、そういう意味ではなく。

それは「鬱病」のかたのコメント(ご本人の希望で削除しております)と、現役高校生のかたのコメントでした。

すごく簡単、単純に書いてしまいますと、鬱病のかたのコメント内容は

「これを読んでいると、人や人生がすてたものではないように思えてくる」

といったものです。
その人のブログを拝見すると、いわゆる「リストカッター」といわれるかたのものなんですね。
5章『花火盗人』終了後、そのかたのブログには明らかな違いが見えてきて

ああ。なんかこんなしょーもない話なのに、この人の心の支えになったんだなぁ、って。
漠然と思いました。

日本は世界に君臨する自殺大国で、韓国には抜かれたものの「自殺の定義」が少々日本のほうが甘いので、実質世界一です。
なんとも不名誉なことなのですが。

つい先日も小学生のかたや、中学生のかたが短い生涯を自分で閉じられました。

いじめとか、差別とか、さらには殺人とか、いろんな問題があるわけなんですが、 そういうニュースを見るたびに、
あーこの人が「ぼくちゅう」読んでたらどうだったかなぁ、
って思うわけです。いえ。真面目に。

小中学生はさすがに無理かも知れませんけどね(笑)。

もちろん、そういう方って、現在いらっしゃっている千数百人のうち、一人か二人しかいらっしゃらないかも知れません。
もちろん、ゼロの可能性だってあるわけですが、

そこまでいかなくとも、「会社でやなことあったけど元気が出た」とか
「毎日に張りがなかったけど、とりあえず日課ができた」とか、
そんなものでも、なにかの役にはたっているかも知れません。

1人か2人のかたに当たるのに、1000人必要なら、2000人読者さんがいれば確率は2倍に上がります。

実は、露骨にこうしたことを意識して書いています。ぼくちゅう。

 最初はイタズラ好きな高校生によるコメディー話ばっかりなんですけど、5章ぐらいからかなりマジメ?な内容も増えていきます。 さらにこのブログのすごいところは、「現時点で毎日一日一話づつ書かれている」ので、「続きが気になって毎日読まなくては気が済まない」 ようになっていることです。
 まさに21世紀の「千夜一夜物語アラビアン・ナイト)」
 アラビアン・ナイトのシャハラザード妃は自分が殺されないように「千夜」にわたる物語を紡いだわけだけど、「くろわっ」さんは、 目に見えない他人のために物語を紡いでいる・・・これはもの凄いことだと思うんです。

 ということで、コバコバは「くろわっ」さんのブログを心から応援しています。僕のブログの読者が全員「ぼくちゅう」 の読者になって欲しいっていうぐらい応援してます。
 いじめで自殺を考える前にこのブログを読んで見て欲しい!ってコバコバも本気で思っている、 それぐらい面白いし「心の栄養になるブログ」です。


 最後はいつもの応援ヨロシクです→