「定数1・指定席」の弊害-皆さん、投票に行きましょう!

 

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白川通り、練り歩き宣伝

 写真は、粟田学区の白川通り、古川町商店街を練り歩き宣伝を終えて出てきたところ。すれ違う人ほとんどが握手に応じてくれて、明るい雰囲気の宣伝で楽しかったです。
 さて今日は、今回の府会議員選挙が定数1に減って以来32年間、ずっと自民党の指定席になってきたことについて、一言、書きたいと思います。

 衆議院選挙の小選挙区もそうですが、定数1というのは与党・大政党の公認候補の指定席になりがちです。第1党と第2党の力の差が拮抗していればまだ良いのですが、実力差があると、第1党の公認をもらうことが当選への直通切符になってしまい、投票してくれる有権者よりも、公認をくれる組織の「上」と「内」にばかり目が行って、有権者による選挙の審判はヘタしたらセレモニーになってしまいかねません。

 有権者も自分の一票で選挙結果を左右できるとは思えなくなって、あきらめてしまい、結果、投票率が低下し、ますます少ない組織票で当選できるようになってしまいます。

 実際、小選挙区制導入以来、自民党の絶対得票数は減り続けていますが「指定席化」は確実に進行しています。負のスパイラルです。

 もうこうなってくると、党執行部に物が言えない「〇〇チルドレン」だらけになって、政治家の質は低下します。いっとき「魔の2回生議員」が話題になりましたが、これなんかも「定数1・指定席化」の弊害です。

 もちろん、対抗馬であるわが党の力量不足にも責任の一端はありますし、そこは真摯に反省をしたいとます。今回は、なんとしても選挙戦を盛り上げて、組織票だけでは当選できないレベルまで、投票率をあげたいと思っています。

 ということで、今日から東福寺の駅前で、投票に行こうキャンペーンを開始しました。

 

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 夜8時、選挙カーから音を出せなくなる時間から、肉声で「選挙に行こう」と呼びかける取り組みです。

 今日から毎日、4月6日まで、東福寺駅前に、夜8時集合、おおむね9時までの予定です。通りかかりにお気軽にお声掛けいただければ幸いです。