選挙管理委員会の啓発ポスターについて

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 昨日、街宣中に気がついた京都市選管の選挙啓発ポスターです。パンダ・コアラ・カピパラ・ゴリラと4種の動物が登場してるのですが、京都市動物園の動物はゴリラのモモタロウ君だけです。
 まぁ、パンダとコアラは、動物を代表する人気者だし、京都市動物園にはいないのでしょうがないとして、カピパラって、、、キリンさんとか象さんとか、動物園を代表する種類の動物で京都市動物園にもいる種類の動物は他にいるだろ、、、って言うか、なんでカピパラ?

 と思って、動物園の所在地を確認したら、
京都市(ゴリラ・京都市動物園)」
大阪市(コアラ・天王寺動物園)」
「神戸市(パンダ・王子動物園)」
堺市(カピパラ・ハーベストの丘)」
 と、関西の4つの政令市の動物園からバランスよく登場させてました。なるほど。

 もしかして「同じ広告代理店が4つの政令市から仕事を受けてる?」「4つの政令市で仕事を受けて、素材の使い回しをしてる?」「そもそも広告代理店は京都市内の業者を使ってるの?」などなど、いろいろと下衆の勘繰りをしてしまいました。

 もちろん、もし本当にそうだったとしても、それで広告費を削減できて、その情報がちゃんと公開されているのなら、別に問題はないです。しかし、ちゃんとその意思決定過程の情報が公開されていなければ、その素材使い回しによる広告費の削減効果と、4種類の動物を京都市動物園にいる動物にした場合の、京都市動物園のアピール効果とを天秤にかけるなど、税金の支出が適正かどうかのチェックができないわけで、、、問題です。

 ・・・ってな具合で、細かいことが気になってしまう性分なもんで、自分でも嫌な性格だなあとは思うのですが、行政の仕事のチェック役である地方議員としてはむしろ適任なんじゃないかなぁと、思っている次第です。