東山区での共産党の勝利には消費税増税を止めるインパクトがある

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ハッピー六原前

 写真は今日の午前中、ハッピー六原という地域住民向けのスーパーの前でとりくんだ消費是増税中止署名のときのものです。1時間弱の短時間の取り組みでしたが、10筆ほど集まりました。皆さん、消費税の増税方針に怒っています。そして、増税やむなしとあきらめてはいません「国民の世論で、増税は中止させることができる」という私たちの訴えをちゃんと受け止めてくれている実感があります。

 ということで久しぶりに、今日の私の演説の一節を、以下紹介します。

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 景気があまり良くないタイミングで増税を実施したら、経済に深刻な打撃を与え、景気が冷え込み、消費税増税分以上に所得税法人税が落ち込み、財政再建にも逆行するというのが、過去の3%から5%、5%から8%の増税の時の教訓です。同じ失敗を繰り返してはなりません。

 安倍首相は「アベノミクスで景気は回復している、サラリーマンの給料は増えている、だから増税できる」と言います。しかし、その給料上がったという統計そのものが嘘であったことがバレて、いま国会で大問題になってるではありませんか。給料は増えているどころか、実質賃金はむしろ減っていることが明らかになったではありませんか。

 政府の中でも、今年10月に増税を実施することについて自信を失っているようで、あれだけ安倍首相が「必ず実施する」と言っていたにも関わらず、菅官房長は「増税の実施時期の最終判断は、予算案の成立後」と言い出したり、内閣府景気動向指数の基調判断を「後退局面に入った可能性がある」と言い出したり、まるで、増税実施先送りの言い訳を準備するかのような動きが増え始めました。参議院選挙で「このままでは負けそうだ」と判断したら、増税先送りカードを切ることを検討していることは間違いありません。

 みなさん!政治を動かすのは国民の世論です。そして、世論を示す絶好のチャンスが2週間後の統一地方選挙です。ここで、自民党議員を大量に落選させることができれば、増税の実施を中止させることができるんじゃないでしょうか?もしこの東山区で、自民党を落とし・野党が=私が勝てば、増税を止めることができる!・・・と、私は確信しています。

 東山区の府会議員選挙の定数は1議席です。32年前に2から1に減りました、それ以来、残念ながら自民党の指定席になってます。もしここで野党が勝てば、政治は変わります。増税実施を、先送りせざるをえなくなるぐらいのインパクトは十分にあります!・・・皆さん、そう思っていただけるんじゃないでしょうか?

 だいたい、定数1で自民党の指定席という状態は、民主主義のありかたとして不健全です。長年続いたアベ一強政治の元で「魔の2回生議員」と問題になったり「地方議員の呆れた実態」などと週刊誌にスキャンダルが掲載される事態が繰り返されました。また、安倍政権に忖度をした公務員が、安倍首相を守るために、公文書の隠蔽・改ざんを平気で行う事態も繰り返されています。
 自民党の公認さえ得られれば選挙で負けることはないということになれば、公認をくれる党の上の方の幹部の方向ばかり目を向けて、有権者・国民・住民の暮らしの実態に目を向けなくなるのは当たり前です。政治家が、自分は負けるはずがないなどと慢心すれば、有権者とマジメに向き合おうとする緊張感は無くなってしまう、これが連続する国会議員・地方議員の不祥事の根底にあるんです。

 「権力は必ず腐敗する、絶対的権力は絶対的に腐敗する」という、有名な政治学の格言があります。長年続いた、安倍政権のもとで、まさに、国会議員が、地方議員が、公務員が、腐敗しきっています。

 緊張感を無くした政治家や、出世するために政治家に取り入って、公文書の隠蔽や改ざんをする公務員に対し、ちゃんと、国民・住民の方向を向いて仕事をさせるために、一番効果があるのは、やっぱり選挙です。傲慢にも選挙で自分が負けるはずがないなどと思いあがっている政治家を、選挙で退場させることなんです。

 みなさん! 今度の統一地方選挙で、長年続いた安倍一強政治、ご一緒に終わらせようじゃありませんか!・・・・

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 う~ん、一節だけのはずなのに、字数が多いなぁ・・・もっと切れ味が欲しいです、はい。