昨日の深夜に告知しましたが、今日午後3時集合・3時半出発で、「行動する保守」を名乗るグループが、京都で、、しかも私の地元・東山区の祇園で、ヘイト・スピーチ・デモをするという情報が飛び込んできたので、今日は抗議する行動に参加してきました。
なんでも、ちょうど10年前、京都朝鮮学校事件という、差別主義者が朝鮮学校に乗り込んで、小学生の子どもに向かって差別発言を拡声器でがなり立てるという醜悪な事件があり、結果刑事裁判でも民事裁判でも不法行為として認定された事件がありましたが、なんとその事件の「10周年を祝う」という趣旨でデモをするとのこと。
祇園・八坂神社前と言えば、東山区でもっとも外国人観光客が押し寄せる観光スポットです。
多数の外国人観光客の皆さんが見守る中、外国人排斥を訴えるデモ隊が、警察にされながら差別発言を拡声器から叫ぶ姿、想像するだけで醜悪です。
午後2時頃から、現地で待機していたのですが、集まってくるのは、カウンター行動の参加者ばかりで、ヘイト・スピーチ・デモに参加しようという人物は姿が見えません。かわりに物々しい人数の警察官が、カウンター行動の参加者を警戒していました。
後ろの方に見える宣伝カーから、カウンター行動の参加者を挑発する差別主義者の声が聞こえてきますが、「差別はやめろ!」「デモ中止!」の声のほうが音量では勝ってました。
でもって、一体、この醜悪なデモにいったい何人が参加してるのか?と思って観察したら、、、
なんと、車に乗ってるのが2~3人、歩いているのがたった1人。
おいおい!こんなんのために、京都府警の警官が何百人って警戒してるの?やめさせたらいいやんか!と、呆れました。
ヘイト・スピーチ・デモが、3~4人、
それを守る警官が100~200人、
それを取り囲むカウンター行動の参加者が200~300人、
それを外から不思議そうに眺める外国人観光客が、数 千 人 !
もう、異様な光景でした。さながら、警官による「官 製 デモ行進」のような様相でした。
こんなことを許してしまう京都府に、国際観光都市を名乗る資格なしです。
私が府議会に行くことができましたら、ぜひ最初の所属委員会は警察常任委員会を希望して、この度の件を直接追及したいと思いました。