京都市は宛名シール提供=「戦争協力」をやめろ!

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 つい最近、訪問署名活動の中で、子育て中っぽい女性に「子どもさんは何年生ですか?」の質問から「おかげさまで一番下の子が、この3月に高校を卒業して、大学進学です」という流れで「それはそれは、おめでとうございます。やっと一息ですねぇ。ところで、今京都市が、18歳・22歳の京都市民の名簿を自衛隊に、宛名シールの形で提供しようとしているという話、ご存知ですか?」「えー!そうなんですか?うちは娘なんですけど」「男女関係なく、18歳で3月に高校卒業する年齢の住民全員のデータを提供するらしいですよ」「え~、それってなんか怖いですねえ」と対話になったことがありました。

 東山区には、公立の日吉ケ丘高校、私立の大谷・京女・華頂と、狭い行政区内に高校がひしめいているのと、修学旅行の全国シェア・ナンバーワンということもあって、街中を歩いていて高校生の姿を目にすることはものすご~く多いのですが、東山区内に住民票を置いている18歳というのはものすご~~く少なくて、おそらく200人以下とか、そのぐらいです。世帯数で割ると間違いなく1%以下です。「よくぞ出会えたもんだ」と感激しているわけですが、そんな希少な18歳の住民データを、京都市が主体的にみずから宛名シールの形で提供するという暴挙に怒りがわいてきました。

 ということで、上記写真は市会議員団がこの問題について作成したビラです。裏面が、個人情報保護条例に基づく利用停止請求書になっている実用的なものになっています。ピンポイントで、東山区に在住の18歳・22歳の若者に手渡しするのはなかなか難しいのですが、京都市に宛名シールを出してもらうわけにもいかないので(これは皮肉ですよ!念の為・笑)がんばって配りたいと思います。