「民泊」「少子化」要求が次々と・・・「つどい」で元気に!

 昨日は東山診療所有志後援会、今日は月輪学区後援会と、2日続けて、小林・白坂両候補を囲む「つどい」が開催されました。どちらも10数人の参加者で、すごく親しくなれたという実感があります。白坂さんもお話しが上手で、一度話をしたらきっとファンになること間違いなしです。

 診療所では、ケアマネジャーさんから「最近立て続けに3人のお年寄りの引っ越しの相談を受けたが、東山区内で条件の合う賃貸物件がない。小学校の跡地を高齢者向けの住宅にしてほしい」などの要求が出されました。ホテル・民泊の建設ラッシュで、地価・家賃の高騰が高齢者の生活を追い詰めていることがわかります。

 私から「今日の参加者で、東山区に住んでる方は?」と聞くと、15人中たった3人でした。若い介護職員のお兄さんは「職場の近くに住みたくて探したけど、家賃が高くて、今の給料ではとても住めない」と語っていました。普通の地域では、その地域の仕事先の給料水準との関係で、地価・家賃の相場が決まる(東京は平均給料が高くて、平均家賃も高い。家賃の差し引いた生活費は、他の給料の安い地域とバランスする)ものですが、東山区の地価は、観光地としての価値によって引っ張り上げられているので、生活しやすさや給料水準と、家賃・物件価格のバランスが悪すぎるのです。人口(特に若者)が減るはずです。

 月輪学区では、本田山会館というごく普通の住宅地の中の集会所でしたが「最近、近所の空き家を、中国人が爆買いしている。民泊をはじめる人もいるが、自宅や別荘として自分の土地資産を所有したいという人が買っているケースも多い」「子どもを日本の小学校に通わせて、子どもは日本語を喋れるけど、母親は中国語だけで、子どもに通訳してもらうしか無くて苦労している」などの話もありました。

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東山区でよく見かける宿泊施設開業の告知看板。オーナーが外国人というのは珍しくない。

 私からは「管理者不在の民泊の問題と、日本に移住しようという外国人とは分けて考える必要がある。後者なら、地域社会の一員として暖かく受けいれる事が大事。外国人だからと安上がりの労働力としてこき使うなどあってはならないし、同じ仕事をした日本人と同じ待遇にするのが当たり前。今の東山区の民泊問題や不動産買いあさりの問題が、外国人への差別・排外主義につながるんじゃないかと心配してる」と話すと「そうやそうや、お客さんで来てくれる外国人はなんも悪いことあらへん。限界超えて呼び込んでる市長とかが悪いんや」と返ってきて、やっぱり京都の人は、もともとは外国人を暖かく受け入れる気質があるんだなと確信しました。