粟田学区でタウンミーティング・・・【参加者5人でもやります!】

 今日は、粟田学区の元画廊(今は廃業)だったお宅をお借りして、タウンミーティングを開催。私と白坂さん以外の参加者はたった5人と、まさに「ひざ詰め」での集会で、非常に議論の深まる良い集会でした。

(このぐらいの人数のほうがかえって議論が盛り上がったりしますので、遠慮なく声をかけてください)

 人数が少ないこともあって、普段の集会ではお話しないような自分の生い立ち、高校1年生のときに、祖父から被爆であることを告げられ、自分が被爆3世にあたることを自覚したことが、政治の世界を志した原点であることや、実は民医連の診療所で医療事務として働いた経験があること、8年前に候補者になってから東山区に移住し、この8年間、地元で地域コミュニティーの一員になろうと努力してきた経過などなど、いつもなら参加者の発言時間を確保するために、自分の話は10分以内で切り上げるのですが、今日は20分ぐらいそんな話をしたので、ぐっと身近に感じてもらえたんじゃないかなぁと。

 参加者からの発言も、「50年前に新婦人の運動に誘われたのがキッカケで、共産党さんとお付き合いが始まったが、その時にやってた運動は『ポストの数ほど保育所を』という、保育所・学童をつくる運動だった。いまだに待機児童が問題になってるけど、『自分たちは間違ったことは言ってなかった』と、確信を持ってる」といった、自分の歴史を振り返るような発言がいつもより多かったように思います。

 また、粟田学区ということで、元白川小学校(元粟田小学校)跡地を、京都市がホテルにしてしまう計画が進んでいることも話題に。

http://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/cmsfiles/contents/0000234/234047/sumitomo_shoji.pdf

 (リンクをクリックするとpdfの計画概要を読めます。)

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元白川小学校跡地活用施設概要図

 

 学区自治連の会長も参加する有識者会議で、事業者を決定し、最終的に決まった事業計画は敷地内に自治機能を残すという内容ですが、計画図面をみてもグランドはぐっと狭くなるし、芝生とか生えてるけどそれで運動会が出来るんだろうか?とか、そもそも本当にホテルしか活用方法は無かったのか?とか、住民の声を一人の代表者の責任に押し付けるようなやり方でいいのか?などなど、疑問は尽きません。

 京都市の、住民自治組織やPTAなどを巻き込んで自分は表には出てこずに、地域住民からの反対意見を抑え込むやり方は、本当に卑怯だなと思います。
 こんなやり方で強引に進めれば、地域住民同士が対立してシコリを残すか、それが嫌なら、京都市の狙い通りに計画が進むのを黙って見過ごしガマンするかの2択を迫られることになります。

 せめて、議会で直接、本当の当事者である市長相手に問題点を追及することができれば、学校の統廃合にしても、その跡地の活用にしても、もう少しマシな着地点があったと思うのですが、、、

 やはり、野党の立場で論戦する議員が東山区にも、いや東山区にこそ、どうしても必要です。