(昨日の続き)地域コミュニティーの一員になるということ

 今日は、京都市内に大雪警報が出ました(ビックリ!)。

 私はマフラーと手袋は一度使い出すと手放せなくなるのが分かっているので、なるべくガマンをして、できたら使わずに冬を越したいと考えるタイプなのですが、今日は猛吹雪の中、自転車で走っていて、辛抱たまらずにコンビニで手袋を買ってしまいました。(すでにマフラーは首から外せなくなってしまってます)

 さて、そんな猛吹雪の中、今日は六原学区で「日本共産党を語るつどい」が開催され、市会予定候補白坂有子さん(無所属)をはじめ、10人以上が参加し盛り上がりました。

 民泊激増の六原学区ということで、話題はやはり『観光公害』『民泊激増・まち壊し』の問題が中心で、参加者から口々に出される実態に、驚きの連続でした。

 そんな中、参加者の一人の方が、「自分はもう何年も町内会長をやっている。今日も区役所のイベントに参加したが現職議員は全員出席、衆議院議員のMさんまで参加していた」「あの人達はまめに地域の行事に出席して顔を売ってる。そればっかりやってて、政治家としての仕事をしてないという問題はあるが、やっぱり親近感が湧くしそういう面は見習わなくてはいけないんだろう」「新春のつどいの『寸劇』で、小林さんが町内会を作って自治連にの役を引き受けて、地域のお祭りなどに参加しているという話はうれしかった」という話をしてくれました。

 外から入ってきて、地域コミュニティーの一員になるということでは、それなりに苦労がありましたが「あーやっぱり、苦労もあったけど、やってきてよかったな」と感じた瞬間でした。

 

 さて、今、東山区内では、民泊・ゲストハウスの建設ラッシュと、急激に進む「高齢化・人口減少」によって、地域コミュニティーが成り立たなくなる危機があちこちで進んでいます。先述の「何年も町内会長をやっている」という方も、高齢化と人口減少で、同じ町内に町内会長を引き受ける人がいなくなっているという話でした。その町内会のエリアに、この1・2年でゲストハウスが4棟も進出し、町内会長としてそれぞれ交渉をしているとのことでしたが「もう限界だ」と嘆いていました。

 京都市長は何かと言うと「地域力こそ京都の宝」と言ってますが、その「地域力」が、過度な観光客呼び込み型の政策によってつぶされようとしているわけです。本当に怒りがわいてきます。

 「観光促進一辺倒から、住民の暮らし第一の政治」への転換は待ったなしの課題です。ガンバります。