羊の群れのような一致団結の力で、戦争する国ストップ!

 今熊野後援会ニュースのエッセイから転載。

 

 2015年、あけましておめでとうございます。

 今年はいよいよ正念場の年です。いうまでもなく、4月にはいっせい地方選挙があります。この選挙で日本共産党を大きく躍進させて、安倍内閣の暴走政治にストップを!の審判を下し、自共対決の新しい時代の幕開けの年にしたいと決意を新たにしているところです。

 さて、今年は「未(ひつじ)年」です。争いを好まず群れで一緒に行動するヒツジは、家族の安泰や平和な暮らしを象徴する動物です。今年は戦後70年の節目の年、安倍内閣はいっせい地方選挙の終了後には、集団的自衛権行使のための法律づくりと、憲法9条をなくす改憲準備作業を始めます。戦争か平和か、まさに歴史的な岐路を迎えるわけです。安倍内閣が進める戦争する国は許さない!の世論と運動を、羊の群れのような、平和を願う国民の一致団結の力で大きく広げる一年にしたいと思います。

 もう一つ羊のお話。羊は草だけを食べる草食動物で、食べる時も根っこを引っこ抜かずに葉だけを食べ、未来のために残すのだそうです。短期間の利益さえあがれば「あとは野となれ」式に、将来ある若者を使いつぶすブラック企業や、金融投機(=金融ギャンブル)による金融危機で、経済そのものを破綻させる、新自由主義的な資本主義経済のあり方とは真逆のあり方です。格差と貧困を拡大するアベノミクスは、経済そのものの根っこである国民の暮らし(=内需・消費力)を破壊する、新自由主義そのものです。日本共産党が訴える「暮らし優先の経済政策」は、ちゃんと国民の「消費する力」を育てることで、羊毛が毎年の収穫をもたらすように、大企業にもちゃんと成長と安定をもたらします。

 最後にもう一つ羊のお話。羊に羽と書いて「飛翔」の「翔」です。今年は躍進し飛翔する一年にしようではありませんか!
今年もよろしくお願いします。