消費税問題についての演説原稿をアップするよ~(^o^)丿・・・1

 今日は、新熊野神社の参集殿で、日本共産党「議会報告会」でした。
 明後日公示で解散総選挙ですから、内容的には総選挙に向けた演説会として、空席無く会場は大入り満員、参加者も気合が入っていて、緊張感のある集会になりました。

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 私も、弁士としてお話をしたのですが『10分間で消費税問題に絞って話を』とのこと。で、ここ最近の街頭演説などでは、7~8分で消費税からアベノミクス、集団的自衛権や原発問題など、網羅的に話さなくちゃいけなくて、詳しい内容にまで踏み込んで話せなかった分フラストレーション貯まってたんですよね~。ってことで、テーマを絞ってまとまった時間お話が出来たので、満足できる演説できました。
 パネルなんかも作って(笑)

 ということで、以下、演説の概要を

 

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消費税「先延ばし実施」か?「キッパリ中止」か?を争点に浮上させよう

 今回、安倍首相は「消費税10%増税実施時期を先延ばしすることの是非を問う」として、解散にうってでました。
 対する野党は、日本共産党以外の野党がさっさと「10%増税凍結」と言いだしましたので、来年10月の増税はどの党も賛成していないと言う状態に。

 マスメディアは「消費税増税問題では与野党に対立が無くなった」「消費税は争点にならない」と報道するでしょう。

 トンデモありません。安倍首相は10ヶ月後の増税を28ヶ月後の増税に先延ばししただけです。しかも「経済状況にかかわりなく確実に(増税を)実施する」とも言っている。衆議院議員の人気は4年=48ヶ月、28ヶ月よりも長い、つまり、今回の選挙で自民党は「消費税を増税する」と公約して選挙をしてるんです。

 そして、日本共産党以外の野党は「凍結」と言っている。凍らせているだけだから、いつかは溶かして増税したいと言ってるのと同じこと。実施時期がキッチリ決まっているかキッチリとは決まってないかの違いだけで、自民党と同じ「(時期は未定だけど)消費税を増税する」と公約してる。

 日本共産党は、増税の「先延ばし実施」ではなく「キッパリ中止を!」と訴えています。そして「消費税を増税しなくても財源はある」「大企業・富裕層への減税のバラマキをやめて、社会保障の財源を作る」と、ちゃんと示しています。
 消費税の問題では、日本共産党とその他の党との対立軸は明確です。

 マスメディアが「消費税は争点にならない」と報道することは、日本共産党の国民の立場に立った明確な主張を、目立たせなくするものであり許せませんが、私たちの側も、そんな報道に負けること無く、争点として浮上させる活動が必要です。

 「キッパリ中止を」のポスターも作りました。一番、影響力があるのはマスコミではなく口コミです。お集まりの皆様が口コミで大きく広げて下さい。

大嘘だった「消費税は社会保障の財源です」という政府の説明

 政府の「消費税は社会保障のための財源です」と言う説明は大ウソだったってことは、この間、だいぶん国民の中に浸透してきたと思います。世論調査でも、増税反対が賛成を圧倒的に上回る状況です。消費税の増税後も、年金は減り、医療や介護の負担が増え続けているから当然です。

 ただ「消費税が何に使われたのか?」は、あまり知られていません。今日は時間があるので、詳しく説明できます。このパネルを御覧ください

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 一目りょう然ですね、消費税の増税分がそっくりそのまま法人税の減税に廻されきたわけです。

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 長くなったので、今日はここまで。