お友達ブックマークのひとつ「三四郎日記」がブログのススメと題して、
常連の読者&コメンターの皆さんに「みんなもブログをつくろーぜ!」と呼びかけている。
実は僕もね、これすごく言いたかったんですよ、
って言うかコメント欄に熱心に長文で感想を書き込む人たちにはコメント欄でその旨を何度も伝えてきたんですけどネ、
なかなかそれでブログを書き始める人って少ないなぁって・・・
で、今日紹介したいのは、日本共産党中央委員会が発行する「理論政治誌」である「前衛」の10月号に紹介された
「激変するインターネット世界?来年の二大選挙に向けて積極活用を」という論文。
党宣伝局次長の田村一志さんが、七月に講演した内容に加筆修正した物だけど
- 「インターネットが、さまざまな要求実現運動の中で大きな力を発揮している」 事例として、通常国会の中盤で大問題になった「中古家電・PSEマーク」 の問題で大勢の個人ブロガーが世論を広げて中止に追い込んだ話等を紹介し
- 「その背景には、技術革新によるインターネット世界の劇的な変化がある」 として「動画サイトの発展「ブログという社会革命」「05年ブログ選挙と07年ネット選挙解禁の動き」等を紹介、 そして
- 「日本共産党はインターネット活用にどのようにとりくんでいるか」 について、党中央のホームページのアクセス状況や、話題になった負担増シュミレーション等を紹介、 最後は
- 「来年の選挙にむけて、どうネット活用を広げるか」について、 党員・特に地方議員に対して、ホームページの開設を呼びかけている。
インターネットそのものの説明としては、割とあっさりとまとめてあって、 すでに活用をはじめている人にとっては物足りない感じなんだけど、 中央委員会のホームページを運営している立場でないと知り得ない情報が惜しげもなく紹介されているのが密かにスゴイと思った。
- 日本共産党ホームページには現在、月300万を超えるアクセスがあります。(*たぶんページビュー数だと思う)
- 5月にはヤフー「みんなの政治」に1ヶ月間、共産党の「バナー広告」を出しました・・・共産党の広告のクリック率は最高5.1%平均2.4%でした
- 中古家電の問題で・・・しんぶん赤旗の記事にアクセスしている参照元をたどると、トップはあるブログでした。 そこからはグーグルで検索してきた倍のアクセスがありました 等々、
ってことでこれ以上はネタバレになるから、興味のある人は買って読んで見てくださいww
そこで、最初の話に戻るんだけど、論文の中では「ブログなど”口コミネットワーク”と結びつき、そこで話題になることが必要です。『将来、
選挙や世論形成にブログやネット上の口コミ情報が影響をあたると思うか』という問いに72.8%が『はい』と答え、『政党のホームページ』
と『個人のブログ』のどちらをより多く見るかという問いに52.4%が『個人のブログ』と答えているという世論調査もある(05年総選挙時)
」と紹介していて、党中央のホームページを充実の努力だけではなく、
身近な党員や支持者が口コミ情報を発信することの重要性をうったえている。
また、ある若手共産党員ブロガーの意見として「ブログを書いている人は、
自分のブログを読んでくれている人を結構無条件に歓迎する。そういう中で政治の話をすると、わりとすんなりと飲み込んでくれる」
って声が紹介されていたのだけど、これなんかすごく納得というか、実感としてコバコバも同じように感じている。
というのも、僕の「京さん党宣言」でも、コメント欄に感想を書く人だけじゃなくて、メールで感想を送ってくる人も結構いて、
そういう人はたいがい「実は周りには内緒だけど、昔は共産党を応援してた。今は会社から民主党に投票しろと言われてるけど、
最近疑問を感じている」とか「共産党員の彼氏と付きあっているけど・・・」って言う内容だったりするんだけど、そういう人の特徴というのは・
・・
- メールを送ってくる人は自分でもブログを書いている事が多い。
- このブログと知り合ったのは僕がその人のブログのコメント欄に気軽にコメントを書いたことがきっかけ(その逆の場合もあり)
- メールでは、コメント欄にかけないような、自分と共産党の関わりも含めて腹を割った話をしてくる。
そこで思ったのは
「ブロガーはブロガーが好き」という法則。
個人ブロガー(ブログを書いている人)はコメント欄での読者との交流が何よりも好きって人が多い。
でも、どんなコメントでも嬉しいかというとそうじゃなくて、コメント欄にコメントする人に対して(失礼ながら)、
とても好きな人?そうじゃない人のランク付けをしている。 僕の中では、そのランク付けを順位で表すと以下の通り。
1,好意的なコメントをくれる、読者の多いブログを書いているブロガー
2,好意的なコメントをくれる、読者の少ないブログを書いているブロガ
ーー
越えられない壁
ーー
3,批判的なコメントをくれる、読者の少ないブログを書いているブロガー
4,好意的なコメントをくれる、ブログを持っていないが固定H・Nのコメンター
5,批判的なコメントをくれる、読者の多いブログを書いているブロガー
6,好意的なコメントをくれる、「名無しさん」
7,批判的なコメントをくれる、「名無しさん(単独)」
8,批判的なコメントをくれる、ブログを持っていないが固定H・Nのコメンタ
ーー
越えられない壁
ーー
9,批判的なコメントをくれる、「名無しさんの集団」=ネットイナゴ
この、読者が「多い」「少ない」っていうのは、おおむね一日の読者数が200?1000を超えるかどうかあたりで感覚的には分けている。
(gooブロガーなら1000位以内かどうか)
意外と思われるのは3位?6位の位置関係かな?批判的なコメントでも、相手がブロガーだとついつい嬉しくなってしまう。
反論のエントリーとか書かれてトラックバックをされたら、ブロガー冥利に尽きる。
ただしその相手が熱狂的な読者を大量にかかえた人気ブロガーだと、
ネットイナゴがなだれ込んでくるおそれがあるのでできればお付き合いしたくないww
逆に、いくら好意的なコメントでも、コメント欄に長文で自説を開陳するコメンターは、2?3回までは嬉しいけど、
それを超えると読んでいて疲れるのと「他人のフンドシで相撲とるんじゃネーYO!」
っていう感情が湧いてくるので、返事を書かなくなってしまったりする。
そんなわけで、共産党を応援したいと思っている人でこのブログを読んでいる方にはご自分でブログを運営してみてはどうだろう?と心からお奨め。
政治ブログはすこし過剰気味なので、川柳ブログとか、写真ブログ(『『山』とか『猫』とかテーマ限定が良い)とか、子育て日記ブログとか、
、、何か得意な趣味を生かして書いてみる、、、
でもって、同じ趣味のブロガーを探してコメント&トラバでつながりを広げまくる、そして選挙が近づいたり、
おバカさんが靖国神社を公式参拝したりしたときに、政治のことを一言書いてみたりするわけです・・・そうすると、
コメント欄やメールなんかで「選挙でどこの党に入れたらいいと思いますか?」なんて向こうから聞いてこられるかもしれない。
(あくまで願望)
または共産党員を公言してブログを書いてたら「今度は共産党に入れようと思います」なんて嬉しいメールが届くかもしれない。
(あくまで願望)
800万を超えたと言われるブログ人口。結局はブログもコミュニケーションツールの一つだと考えたら、例えば、
電話の世帯普及率が2割を超えた1960年代ぐらいから電話での支持拡大が選挙での支持拡大の中心になってきたこととの比較で、
このブログの活用という課題も避けるわけにはいかない課題だというのが納得いただけるんじゃないかと思う、今日この頃なのだ
(最後はきっこ風)。
最後まで読んでくれてありがとうございます。ついでに応援ヨロシク!
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